Shopifyは、だれでもすぐにネットショップを開始して商品を販売できるサブスク型のECプラットフォームです。
ShopifyでECサイトをはじめようと思っている方が悩むのは、管理運営にかかるコストやプラン選択だと思います。
そこで今回はShopifyの各プラン(ベーシック、スタンダード、プレミアム)の概要と、ネットショップ運営にかかる月額費用以外のコストについても解説します。
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Shopifyの料金プラン
Shopifyのプラン選択の際には、ビジネスの規模、販売チャンネルの必要性、利用したい機能などを考慮することが重要です。Shopifyは複数プランを提供しているため、まずは小規模にはじめてビジネスの成長に合わせてプランをアップグレードすることも可能です。
ここでは、主な3つのプラン(ベーシック、スタンダード、プレミアム)の概要とおすすめの事業者規模について解説します。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
月額利用料 | $33 (約4,950円) | $92 (約13,800円) | $399 (約59,850円) |
主な特徴 | ・基本的な項目を押さえたレポート ・最大1,000か所の在庫ロケーション ・2人分のスタッフアカウント | ・プロフェッショナルレポート ・最大1,000か所の在庫ロケーション ・5人分のスタッフアカウント | ・カスタムレポートビルダー ・最大1,000か所の在庫ロケーション ・15人分のスタッフアカウント |
おすすめの事業規模 | 個人事業主およびスモールビジネス向け 月商500万円以下の企業におすすめです | スモールビジネス向け 月商500万円以上5,000万円未満の企業におすすめです。 | 中規模・大規模ビジネス向け 月商5,000万円以上の企業におすすめです |
ベーシックプラン
ベーシックプランは、月額33ドルで利用でき、3つの主要プランの中では最も低価格なプランです。
オンラインストア作成、商品管理、注文・支払い処理機能など、ECショップの運営に必要な機能がそろっています。また、顧客がスムーズなショッピングができるよう、カート機能とチェックアウトプロセスも用意されています。
ストアを管理するスタッフアカウントは2名まで登録可能。特に個人事業主や小規模ビジネスに最適にプランです。
ビジネスの規模が小規模の店舗や、個人で商品を販売している方、これからECサイトをはじめたいかたなどは、まずはベーシックプランではじめてみるのをおすすめします。
スタンダードプラン
スタンダードプランは月額92ドルで、ベーシックプランと同様の機能に加えてプロフェッショナルレポートが利用可能。詳細なリピーター情報や、どの国から購入されているかなどについて、より詳しく分析することができます。
そのほか、ベーシックと比べると決済手数料が安価になり、ストアを管理するスタッフアカウントは最大5人分登録することができます。
最大5つの場所の在庫管理・為替レート設定・2ヵ国語設定・国別のドメイン取得も可能となり、国内だけではなく国外への販売も想定した小規模から大規模のECサイト構築に向いています。
実店舗や複数の倉庫がすでにある事業者の方や、ECサイトの管理運営を2~5名で行う場合、また越境ECを検討している場合におすすめのプランです。
プレミアムプラン
プレミアムプランは月額399ドルと、主な3つのプランの中では最も高価格。そのぶん、機能も充実しているのがこのプランです。
取引手数料は3プランの中で最安で、スタッフアカウントは15人分利用可能。また、プロフェッショナルレポートに加えて、Google広告などを用いたカスタムレポートを作成できるため、より詳細な分析を確認でき、マーケティングの戦略を改善することができます。
ECサイトを5~15名で管理運営して積極的にマーケティングに注力したい事業者や、リアル店舗数を多く持っていて商品を大量販売したい場合など、大規模なマーケティングにおすすめです。
Shopifyでは、各プランに契約する前に無料トライアルで実際の機能を体験することもできます。
まずは、各プランの無料トライアルを体験してからプランを検討するのもおすすめです。
その他のプラン(Starter・Retail・Shopify Plus)
Shopifyには、主なプランの他にも以下の3つのプランがあります。
- Starter(スターター)プラン
- Retail(リテール)プラン
- Shopify Plus
Starter(スターター)プランは月額5ドルではじめられる、Shopifyの中でも最安のプランです。
既存のFacebook、Instagram、WhatsAppなどのSNSやメールを活用して、商品を販売するカート機能が利用できます。ECショップのフロントをカスタマイズする機能は最小限しかありませんが、まずは既存のSNSを通して商品を販売したいという個人や小規模事業者におすすめです。
Retail(リテール)プランは、2023年8月に新たに登場した月額89ドルではじめられるプランです。実店舗での対面用販売と、シンプルなオンラインストアを一括管理できるのが最大の特徴で、Shopify POS proを最も安く利用できます。実店舗を中心に商品販売をしている方が、簡易的なECサイトでビジネスを拡大したいときにおすすめです。
Shopify Plusは月額2,000ドルの大規模ビジネス向けに設計されたShopifyの最上位プランです。通常プランの全機能に加えて、様々な機能や専門アプリなどを利用できます。
Shopifyで発生するコストとは?取引手数料や決済手数料など
Shopifyを利用する際に、月額料金のほかにかかる手数料は以下の4種類です。
- 取引手数料
- 決済手数料(クレジットカード手数料)
- 両替手数料
- 入金手数料(振込手数料)
決済手数料(クレジットカード手数料)
Shopifyでは、VisaやMastercardなどのクレジットカード決済に対応する場合に手数料がかかります。この手数料は、選択したプランによって異なります。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
日本のオンラインクレジットカード手数料 | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
海外/Amexのオンラインクレジットカード手数料 | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCBのオンラインクレジットカード手数料 | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
外部サービス取引手数料 (Shopify ペイメントを利用していない場合) | 2.0% | 1.0% | 0.5% |
取引手数料 (Shopifyペイメント) | 無し | 無し | 無し |
Shopifyの料金プランを決める際には、売り上げの規模に応じて決済手数料も考慮に入れて検討するといいでしょう。
取引手数料
取引手数料は、ユーザーからの支払いを外部決済サービスを使用して受け取る際にかかる料金のことです。外部の決済サービスを利用する場合は、各決済サービスの決済手数料に加えてShopifyの取引手数料が発生します。
取引手数料は、ベーシックプラン2%、スタンダードプラン1%、プレミアムプラン0.5%に設定されています。
ただし、Shopifyが提供している決済サービス「Shopifyペイメント」を使えば、取引手数料は無料になります。設定方法なども簡単で、Apple payやGoogle pay、PayPalやamazon payとの連携が可能。取引手数料を抑えるためには、Shopify ペイメントの利用がおすすめです。
両替手数料
Shopifyのストアで日本円以外の外貨で決済された場合には、通貨両替の手数料が発生します。Shopify Payment利用の場合は、両替手数料は2%です。
入金手数料(振込手数料)
ECサイトでの売上金を自分の銀行口座に振り込む際にかかる手数料が入金手数料(振込手数料)です。多くのECプラットフォームではこの手数料が発生しますが、Shopifyペイメントを利用することで振込手数料は無料になります。
Shopifyの基本料金・手数料のほかに追加費用はかかる?
Shopifyを利用する際には、基本的にはプラン料金でECサイト運営に必要なほとんどの機能をまかなうことができます。ただし、よりクオリティの高いECサイトを構築していくうえで、いくつかの追加費用が発生する可能性があります。ショップをより拡張していきたい場合は、これらの費用も考慮して、予算計画を立てることが重要です。
アプリの利用料
Shopifyストアには、拡張機能を追加するための様々なアプリがあります。アプリには無料のものもありますが、一部は月額料金や一度きりの支払いが必要なものもあります。したがって、どうしても必要な機能を拡張したいという場合には、有料アプリの購入に追加費用が掛かります。
テーマの購入費用
Shopifyには「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートがあります。テーマにはECサイトのデザインや機能が組み込まれており、トップのデザインやカスタマイズ性を決める重要な要素でもあります。
現在、Shopifyの公式テーマストアには、12種類の無料版テーマが用意されています。これでもデザイン性は十分高いものですが、よりカスタマイズ性や洗練されたデザインを求めるなら、有料版のテーマを購入するのも良いでしょう。
有料版は現在150以上のテーマが販売されており、業界やカタログ、機能などで絞込検索をすることも可能。
もし、無料のテーマで足りない機能があれば、テーマ購入のコストがかかることになります。
あなたに合ったプランを選びましょう
Shopifyは、その手頃な価格と豊富な機能で、多くのビジネスオーナーから選ばれています。料金体系はシンプルでわかりやすく、ビジネスの規模やニーズに合わせて選ぶことができます。
また、Shipifyは月額プランの契約をする前に無料トライアルで各プランを実際に体験することもできます。無料トライアルは各プラン3日ずつ実際の機能を体験することが可能。(トライアルの内容は2023年11月現在のものです)
まずは、プランを決める前に無料トライアルを利用して検討してみるのもおすすめです。
これからオンラインストアを開設する方も、すでに運営している方も、Shopifyを検討してみてはいかがでしょうか。
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