オンラインショップを運営する上で、スムーズで安全な支払いシステムは不可欠です。そこで、ぜひ導入しておきたいのが「Shopify payment(Shopifyペイメント)」です。
このシステムは、簡単な設定でShopifyストアに導入可能で、運営者にとっても顧客にとっても多くのメリットがあります。
この記事では、Shopifyペイメントをストアに導入するための設定方法を画像付きでわかりやすくご紹介。また、Shopifyペイメントのメリットや、対応している決済方法の一覧もご紹介しています。Shopifyペイメントを導入して、オンラインストアでの支払いプロセスをスムーズかつ効率的にしましょう。
Shopifyアプリでeギフトを簡単にはじめるなら『MakeGift』
Shopifyペイメントとは?
Shopifyペイメント(Shopify Payments)は、Shopifyのeコマースプラットフォームで使える支払い処理サービスです。
Shopifyペイメントの最大のメリットは、シームレスに利用できるところです。Shopifyプラットフォームに完全に統合されているため、外部の決済サービスに移動することなく、Shopifyの管理画面内で支払いの設定や管理が完結します。これにより、オンラインストアの管理がより簡単になります。
Shopifyペイメントのメリット
ここからは、Shopifyペイメントを利用するメリットを5つご紹介します。
取引手数料がかからない
取引手数料とは、外部決済サービスを使用して支払いを受け取る際に、各取引にかかる手数料のことです。
Shopify ペイメントを利用する場合、取引手数料はかかりません。
Shopifyペイメントを使わない場合は、すべての取引に取引手数料が加算されるため、利用した方がお得と言えます。(取引手数料はShopifyのプランごとに異なります)
設定も管理も管理画面で簡単
Shopifyペイメントの設定は管理画面から簡単にできます。詳しい設定方法は記事の後半でご説明しますが、登録フォームに情報を入力するだけで導入できます。
支払いの管理もシンプルで、注文状況、売り上げ、顧客の支払い状況などのキャッシュフローはすべてShopifyの管理画面から管理できます。
導入時の審査が不要
一般的な決済サービスと異なり、Shopifyペイメントは導入時の審査がありません。審査に時間がとられることがないため、ストアを開設したその日からでも、クレジットカードや他の決済サービスを利用開始できます。
スマートフォン決済に対応
ShopifyペイメントはApple Pay、Google Pay、Shop Payなど、スマートフォンでショッピングをする顧客にとって利便性の高い決済サービスに対応しています。
キャッシュレスが急速に進んでいる今、ユーザーにとってとても便利な機能です。
多通貨での決済が可能
Shopifyが「越境EC」と呼ばれている理由のひとつでもありますが、Shopifyペイメントは海外の通貨での決済に対応しています。日本円で販売している商品を異なる通貨で決済を受ける場合、Shopifyが日本円に変換して決済を受付ます。
ただし、両替にかかる費用として、Shopifyから2%の両替手数料がECストア側に請求されます。
Shopifyペイメントが対応している支払い方法
Shopifyペイメントを導入すると、ストアでは以下のような支払い方法を利用できるようになります。
クレジットカードとデビットカード
- Visa
- MasterCard
- American Express
- JCB
- Discover
- Diners Club
デジタルウォレット
- Apple Pay
- Google Pay
- Shop Pay
- PayPal
- Amazon Pay
その他の支払い方法
- 銀行振込
- 代金引換
- コンビニ決済(日本特有)
- キャリア決済(携帯電話会社を通じた決済)
- 電子マネー決済(例:PayPayなど)
決済サービスプロバイダーを通じた支払い
- Stripe
- Square
- Adyen
- WorldPay
- Klarna
※利用できる支払い方法はストアの所在国や地域によって異なります。
Shopifyペイメントの決済手数料は?
Shopifyペイメントの導入に取引手数料は無料ですが、実際に決済が行われたときの決済手数料は必要です。
決済手数料は、顧客の使用する決済方法や、ストアの契約プランによって異なります。
以下は、プラン別のクレジットカード決済の決済手数料の料金表です。
決済手数料 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
(VISA・Master Card) | 日本国内発行のカード3.4% | 3.3% | 3.25% |
---|---|---|---|
海外/Amexのカード | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCB / Diners Club / Discoverのカード | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
そのほか、以下の決済方法も上記の表と同じ決済手数料が適用されます。
- Apple Pay
(Mastercard、American Express、JCB) - Google Pay
(Visa、Mastercard、American Express) - Shop Pay
(Visa、Mastercard、American Express、JCB)
また、PayPalは異なる決済手数料が適用されます。
- PayPal(ペイパル)
3.6% + 40円(国内の標準レート:月額取引量で変動)
Shopifyペイメントをストアに導入する手順
それではここから、実際にShopifyストアにShopifyペイメントを導入する手順を画像付きでご紹介します。
まずは、Shopifyアカウントでログインし、管理画面にアクセスします。
Shopifyペイメントを設定する前に、ストア通貨を設定する必要があります。
もし、まだアカウント登録したばかりで通貨を設定していない方は、管理画面左下の「設定」をクリックして、「ストアの詳細」を開き、「ストア通貨」が日本円になっていることを確認しましょう。
次に、Shopifyペイメントの設定にうつります。
管理画面左下にある「設定」をクリックします。
管理画面左の列の中から、「決済」をクリックします。
決済設定ページで画面中央に表示される「Shopifyペイメントを有効にする」をクリックします。
その後は、画面の指示に従ってビジネス情報を入力しましょう。
ビジネス情報を提出: 事業名、住所、銀行口座情報などを入力します。
すべての情報を正しく入力できたら、画面右下にある「確認用に送信」をクリックします。
Shopifyペイメントの設定はこれで完了です。
もう一度、管理画面の「設定」→「決済」の画面に移動すると、Shopifyペイメントの設定が有効になっていることがわかります。
JCBやPayPal、AmazonPayなど、一部の決済方法は、さらにこのページから設定することで支払いの受付をすることが可能になります。
詳細の設定はこの画面で編集できます。
まとめ|Shopifyペイメントを導入しよう
この記事では、Shopifyペイメントの設定方法を初心者でもわかりやすよう、画像付きで解説しました。Shopifyペイメントの設定がいかに簡単に導入できるのかがお分かりいただけたと思います。
Shopifyペイメントの主なメリットとして、取引手数料不要、導入時の審査が不要、スマホ決済に対応、多通貨対応などが挙げられます。これらは、特にオンラインストア運営の初心者にとってとても便利な機能です。ぜひ、Shopifyペイメントを導入してみてください。
eギフト実装をはじめるなら『MakeGift』!shopifyでも店舗でも
MakeGiftとは自社ECサイトや店舗でeギフト機能(ソーシャルギフト機能)を手軽に実装できるサービスです。貴社のお客様に「eギフトでも購入する」という選択肢を増やすことで友人や家族へのプレゼントとしても購入されることが増え売上UPに繋がります。【こんなページが作れます】
現在、Shopify運営者、食品EC、ファッションアパレル、美容、カフェ(店舗)など多くの業界で利用されております。
ECサイトだけではなく店舗でもデジタルチケットととして利用できることも特徴です。
eギフト(ソーシャルギフト)は、購入者が「住所を知らない相手にも手軽にプレゼントを贈れる」ため、ファンがファンを呼ぶ仕組みとなり販売促進の効率化や顧客拡大に貢献できます。
またMakeGiftは大手eギフトサービスと比べて、は低コストで気軽に導入できます。
既に運営しているShopifyのECサイトや店舗でもeギフト機能を実装でき最短1日で開始が可能です!
自社商品のeギフト実装をご検討の際は、ぜひお気軽にMakeGiftへお問い合わせください。