Shopifyでは、デフォルトの機能でギフトカードの販売やプレゼントができるようになっています。
この記事では、Shopifyにギフトカードの商品を追加する手順から、設定、自動送信、さらにはプレゼント用の販売方法まで、初心者でもスムーズに操作できるよう画像付きで詳しく解説します。特にギフトカードは顧客へのサービス向上に直結するため、オンラインストアを運営する上で大きなメリットになります。ぜひギフトカードの使い方をマスターしてShopify運営に活用してください。
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Shopifyのギフトカード機能とは?
Shopifyでは、ギフトカードをオンラインストアで作成・販売できる機能があります。ギフトカードは商品券のようなもので、買い物時に決済方法のひとつとして利用できます。利用者はメールでギフトコードを受け取り、決済時にそのコードを入力することでギフトの金額分を差し引いて買い物することが可能です。また、一度の買い物で全額を使用する必要はなく、いつでも残高を確認できるのもメリットです。
Shopifyのギフトカード機能でできることは主に以下の2種類です。
- Shopifyギフトカードをオンラインストアで販売する
- Shopifyギフトカードを作成して顧客に送信する
この記事では、ギフトカードを販売する方法と、顧客にプレゼントとして送信する方法を画像付きで手順を追って解説します。
ギフトカードをShopifyストアで販売する方法【画像付きで解説】
Shopifyでギフトカード機能を設定する方法は、以下の手順に従って行います。Shopifyのギフトカード機能を利用することで、お客様がオンラインストアで販売できるギフトカードを作成できます。
ギフトカードを商品に追加する
サイドバーの「商品管理」セクションをクリックし、「ギフトカード」を選択します。
画面中央に表示される「ギフトカード商品を追加」ボタンをクリックします。
ギフトカードにタイトルを付け、必要な情報(説明文)を入力します。
メディアセクションで、「新規アップロード」を選択して、ギフトカードのデザインをアップロードします。
ギフトカードに複数の金額オプションを提供したい場合は、「金額」セクションでバリエーションを設定します。
販売したいギフトカードの金額を入力します。デフォルトでは4つのバリエーションを設定できるようになっていますが、「金額を追加」でバリエーションを増やしたり、ごみ箱アイコンでバリエーションを減らしたりできます。
「商品整理」セクションでは、ギフトカードをコレクションに追加したりタグ付けしたりといった設定ができます。
最後に、画面右上の「保存する」をクリックして、ギフトカード商品の作成は完了です。
ギフトカードの設定
次に、作成したギフトカードの設定について解説します。
ギフトカードの設定では、以下の3点を変更することができます。
- ギフトカードの有効期限
- 購入時にデフォルトで送信する
- AppleWalletパスを利用する
まずは、管理画面のサイドバーの「設定」をクリックします。
次に、「ギフトカード」をクリックします。
このフィールドから、ギフトカードの設定を変更できます。
ギフトカードの有効期限を設定
ギフトカードは、デフォルトでは「有効期限なし」に設定されています。
有効期限を設定する場合、「年」「月」「日」の単位を選んで設定できます。
「ギフトカードの有効期限」にチェックを入れて、設定したい有効期限を入力し、保存します。
ギフトカードを自動で発送する方法
Shopifyでは、ギフトカードが購入された際に自動的に送信される機能があります。この機能により、顧客がギフトカードを購入すると、そのギフトカードのコードを含むメールが自動的に購入者または指定された受取人に送信されます。
「デフォルトで送信する」にチェックを入れて保存するだけで、設定の変更は完了です。
AppleWalletパスを設定する
Shopifyのギフトカードでは、AppleWalletパスを設定することも可能です。
「Apple Wallet Pass」とは、AppleのWalletアプリに保存できるデジタルパスの一種です。iPhoneやApple Watch上で簡単にギフトカード、クーポン、航空券、イベントチケット、その他のデジタルカードを管理できます。「Apple Wallet Pass」形式のギフトカードを利用することで、Appleユーザーは物理的なカードを持ち歩く必要なく、店舗での購入時やオンラインでのショッピング時にギフトカードを簡単に利用できます。
AppleWalletパスを有効にする場合、「ギフトカードを使用するためにAppleWalletパスを有効かする」にチェックを入れます。
さらに、オプションを利用することでギフトカードのカラー、ロゴ、バナーをカスタムすることもできます。
AppleWalletパスを有効にした場合、購入後に送られてくるメールにはAppleWalletのアイコンが表示されるので、Appleユーザーはここから利用することができます。
プレゼント用として購入できるようにする設定方法
ギフトカードは、購入者自身が使うだけではなく、家族や友人へのギフトとして送ることもできます。
設定は、テーマのカスタマイズ画面から行います。
管理画面のサイドバーから「販売チャネル」→「テーマ」→「カスタマイズ」の順にクリックします。
カスタマイズ画面からギフトカードの商品ページを開きます。
サイドバーの「購入ボタン」をクリックします。
「ギフトカードの受取人情報フォームを表示する」を選択します。
チェックを入れてテーマを保存するだけで、設定は完了です。
これで、ストアに「ギフトとしてこれを送る」のチェックマークが表示されるようになりました。
ここでは、受信者(送りたい相手)のメールアドレスの入力が必須です。
また、送信日を設定することもできるので、誕生日や記念日などに合わせて自動で送信することもできます。
ギフトカードを作成して顧客にプレゼントする方法
ギフトカードは、オンラインストアで販売するだけではなく、顧客に無料でプレゼントすることができます。キャンペーンや誕生日特典などで活用してみましょう。
ギフトカードの送信するためには、まず販売方法と同じように管理画面から「商品管理」→「ギフトカード」の順でアクセスし、「ギフトカードを作成」を選択します。
ギフトカードの作成画面が開きます。
ギフトカードコードは、自動でランダムの文字列が入力されています。これは、キャンペーン内容に応じて任意の文字列に書き換えることも可能です。
また、ギフトカードの金額もここで自由に設定できます。
次に、ギフトカードの有効期限を設定します。
有効期限なしにするか、任意の有効期限を設定するか選ぶことができます。
お客様の欄では、お客様の名前やメールアドレスで対象のユーザーを検索し、選択することができます。
メモ欄には、自由にメモを残すことができます。
ここに記入した文章は顧客には送信されず、管理用にのみ利用できます。
すべての情報が入力できたら、画面右上の「保存する」をクリックします。
ギフトカードの確認画面が表示されます。
内容に間違いがなければ、「ギフトカードを送る」を選択します。
これで、顧客にギフトカードをプレゼントすることができます。
ギフトカードの使い方【購入者向け解説】
ギフトカードを受け取っても、どこで使えばいいのかわからない、という購入者向けに、買い物時におけるギフトカードの使い方をご紹介します。
Shopifyストアで商品をカートに入れ、購入画面へ進みます。
購入画面(チェックアウト画面)に、「ギフトカード」と書かれた入力欄があるので、メールで届いたコードを入力し、「適用する」をクリックします。
ギフトカードの残高の金額が適用され、合計金額が割引されています。
残高や有効期限を確認する
Shopifyのギフトカードの残高や有効期限などは、メールから確認できます。
届いたメールの「ギフトカード残高を表示」をクリックします。
ギフトカードの残高、有効期限、ギフトカードコードなどは、ここから確認できます。
Shopifyでギフトカードを活用しよう!
Shopifyでギフトカードを使うことは、お店の魅力を高め、顧客満足度を向上させる手段のひとつです。ギフトカード機能を有効活用して売上の増加、新規顧客の獲得、顧客満足度の向上を目指しましょう。
Shopifyのギフトカード機能は、カスタマイズにはHTMLやLiquidの知識が必要で、複雑な操作が必要です。ギフトカードをもっと簡単に取り扱うためには、「eギフト」(電子ギフトカード)のサービスの導入を検討するのもおすすめです。
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